Alma melliza アルマ メリッサ
リラ(こと座)から放たれた原型の光が、この世界に到達して、カップルとなる。
光の中にはヴェシカ・パイシスの形をとった2つの魂が、クルクルと回っていて、まるで一つの魂のように見えるかもしれない。
しかし、二人は、魂の片割れではなく、一つ一つの魂として、それぞれの人生(過去世や未来世)を経験することで
成長することを約束した魂たちである、
だから、二人は、異なるパーソナリティーとなって、具現化し、異なる文化や習慣の中で生まれ育っていく。
2つの人格となった魂は、時が立って、異なる人格が形成されたときに、お互いを探し始める。
もともと一つの光としてやってきた魂は、どんなに遠くにいても、お互いが引き合う磁力をもっていて、時が来たときには、ひとつになるために出会う。
2人は符号する数字や、シンボル、身体の形や症状などをもっている。
2人がこの世界にやってくる前の一つの魂から、いつもチャネリングをしているので、相手の苦しみも喜びも、どんなに遠くに離れていても感じ、癒し合う。
癒すときには、相手の痛みを引き受けることさえある。
この次元で2人が出会ったあとは、再度のチャレンジを、この世界の中で行うことになる。
光の中から男女となって別れた時と同じように、お互いに別離をもたらし、居所がわからなくなるほどの解離を起した後、再び、磁力を発して引き寄せ合うことを試みる。
再統合とはこの時のことで、これがアルマス メリッサスに課せられた運命である。
2人は、出会いが起こるように、旅をするような生活を選んでいるかもしれない。
お互いの磁力が発揮できるように、性的な魅力をお互いが感じられるような形状で生まれているかもしれない。
どちらにしても、言葉がなくても、2人は、分かり合える
地図がなくてもたどり着ける。
約束をしなくても、その時に出会う。
そんな関係なのだ。
そして、2人が出会うと、究極の癒しがおこるために、その前までに魂に触れるような痛みを経験していることがある。
その魂の痛みは、相手をひきつける磁力を発揮する。
もともとは一つの光だったが、この世界に来て、女性性と男性生に別れた魂。
例えば、卵の黄身と白身のような関係です。
二人はひとつですが、決して溶け合ってしまうことのない独立した2つの魂です。
二人は、お互いのための顔を持っていて、この次元で再会した後に、お互いのミラーニューロンを使って
とても似た表情に変わっていきます。
二人は、そうして、双子のようにそっくりになっていくのです。
ランナーとチェイサー
ツインレイのセオリーの中には、ある程度つきあったあと、男性の方が離れていき、ランナーとなり、女性がそれを追うチェイサーとなるというものがあります。
女性の態度に嫌気がさした男性であれば、離れていくのが当然でしょう。
特に、ツインレイなどのセオリーを持ちだされた時、男性の方が、スピ系の考えがどうも地に足がついていないように感じられて「ロマンチシズムについていけない」と言うこともあるのではないかと思います。
その際、彼らは、あなたのことをストーカーのように感じているかもしれません。
自分に自覚のないことを「そうである」かのように言われたら、少なからずとも、脅威を感じるのは当然でしょう。
アルマス メリッサスの場合は、
運命によって引き裂かれるという事態が起こるのです。
「時」がやってくると、アルマス メリッサスは、運命によって強引に引き離されます。
今のようにSNSが発達していなかった時代には、引っ越しや海外での仕事など、更にはバッグを盗まれて、そこに入っていた連絡先のすべてがなくなってしまったり等。
また、私たちのように共通に友人をもたずに2人の世界を構築してきたところに、このようなことが起こると、全くといってよいほど、お互いが迷子になってしまうのです。
引き離される要因は、連絡ができなくなるということだけではありません。
メリッサスが生まれるときにこの世界に約束したミッションを果たすために、引き離されるのです。
彼はミュージシャンとしての才能を使い、海外での演奏活動をすることに。
私は、俳優業やその後のスピ系の仕事をするために、かなりの時間を要するという憂き目にあったといわざるをえません。
もちろん、俳優業も、スピ系の仕事も思いっきりさせていただけたので、悔いはありません。スピ系の仕事は、執筆業を営みながらも、継続して行っていますし、このお話を書いていること自体がそれであることは、言うまでもありません。
これらの仕事を成就するところまでやるということは、指南の技ですし、そんなことは無理だといってもよいでしょう。
しかし、ある時期、その世界に関わることで、DNAからの情報を上手に使って社会貢献することは、とても大切なことなのです。
この世界に生まれるときに、私たちはDNAの情報を一つの磁力としていることは確かですし、そこに書き込まれた情報を紐解きながら生きていくためには、その恩恵に対してのリスペクトをするべく、受け継がれた才能の花を開かせるという役わりも担っているわけです。
もう一つは
自分のDNAをどの遺伝子ラインにつないでこの世界に残していくかということも
ある意味、とても大事なこととなっています。
そこで
私の場合は日本人の遺伝子というラインを、彼の場合はラテンアメリカンとしての遺伝子のラインを選択せざるをえない約束があったように見えます。
私は、日本人の男子を2人。彼はラテンアメリカンの男子を2人、この世界に残す役割を果たしました。
そのためか、私たちの間にできた子供は2回中絶をしなければならないという事態に追い込まれてしまったわけですが、アルマス メリッサスとしての在り方を俯瞰してみると、私たちは、自分たちのミッションに取り組む前に、子供を持つわけにはいかなかったということだけでなく、選ばれた遺伝子のラインを決めてきたのだということも、今は、素直に受け入れることができます。
そして、自分が子供に恵まれたように、彼のまた子供に恵まれたことを
心から喜ぶことができるという点もアルマス メリッサスの特異な点ではないかと思います。
他の人の子供を産むことは、実は、メリッサスにとっては、当然のことであり、自然なことであると言っても過言ではありません。
なぜなら、同じ魂から分離した2人の間に子供ができる必要はないと言っても過言ではないからです。
40年間の経験
40年間の経験の中で、私も彼も2度の結婚を経験しました。
私は最初の結婚が10年間、次の結婚は10年のシングル生活を経たあとの20年なのでちょうど10年くぎりでかぞえて40年間のブランクができたのです。
40年間…
気が遠くなるような時間です。
その間、どこにいるかわからない彼は、私のことを思い続けながら、人生の学びとして他の人と結婚し、才能を生かすことと生活の両立を目指すのですが、多くの人がその2つの両立ができずにいるように、彼の場合は、音楽で海外を回る生活により寂しさを覚えた伴侶が他の男性のところへと逃げていくということを経験しました。
たった一人の子供をもうけただけで、本の1年と少しの結婚生活は幕を閉じ、女性の方はと言えば、その後4人もの子供を産み、癌を患って亡くなってしまいます。
他の男性に逃げられたあと、自分のコントロールが出来なくなった彼は、自暴自棄になって女性との新たな関係を作ります。
子供が生まれると、自分にそっくりなその女の子はサバ―ン症候群だということがわかり、打ちのめされます。
しかし、いくつになっても心がきれいなこの子によって、彼は癒されながら生きていくことができたのです。
それでも、
アルマス メリッサスが感じる心の空洞は大きく、欠乏感からくる身体への影響が多大となり、とうとう虚血性脳溢血により、右半身の感覚を失ってしまいます。
更には、ストレスによる免疫過剰が原因で、白斑病を患い、ミュージシャンとしても大切な美貌が失われていくようになりました。
ほとんど、ビーストのような状態になることを選んだ彼は、ベッドに横たわる生活に身をゆだねるようになります。
ところが、メリッサスのひな型である一つの魂からチャネルされる波動は止まりません。
それは、リラからの音楽を降ろす仕事そのものですから、受け取った音楽を作曲し、奏でながら、時を過ごしていく生活を営むようになっていました。
神経を逆なでせず、感情のバランスをとり、過剰な感覚を麻痺させて
彼は、70を超そうとしていた時、やっと、アルマス メリッサスをオンラインで見つけることができたのです。
それは、今世紀始まって以来、初めての世界的な出来事としてのコロナ禍の中でのことでした。
44年まえにめぐり逢い、40年前に運命によって引き離された彼女をオンラインで見つけ出したのでした。
Junko
と、メッセージを送ってみると
彼女から友達申請がやってきました。
ただ、タイムラインを見ているだけの生活ではなく、実際にコンタクトが取れる状態になったのです。
それから1年間、40年間の出来事を朝と夕に地球の上と下で話し続けることになり、40年間という長い時間の間、メリッサスはこの世界でのさまざまな感情体験をしたことを分かち合って来ました。
そして、2人が再び会う時が来ていることを感じ始めると、大いなる整理が始まりました。
スポンサーの死、ペットの死、そして最愛の娘の死。
同様に、今までの生活を生産するために、彼女の方にも多くのことが起こり始めました。
裁判、冤罪、離婚。
このような大きな出来事が、まるで大きな音を立てて崩れていく壁のように、崩れて、カタチを変えていきました。
私たちの意識が、ある決定をすると、何かが崩れ去る…
ひとつひとつが、異なる様相になり、1年たったときには、それ以前には考えることもなかったような結果へと、滝の水が落ちるように流れて行きました。
再会の時が来たら
アルマス メリッサスはどんなことをしても、会うことになるのです。
コロナ禍の海外へと出て行くことは容易なことではありません。
しかし、
その道を行くことで、世界の多くのアルマス メリッサスの再会の道につながる波動を贈ることができるのです。
まるで、物語のような現実をアルマス メリッサスは生ききれるように、リラにある原初の光の波動を保ち続け、必要なものはすべて与えられるということをただただ信じることで、前に進んでいくしかないのです。
もちろん、宇宙を信頼して自分を信頼していれば必要なものはすべて与えられます。
しかし、アルマス メリッサスは、そこに勇気が伴う困難を乗り越える約束を果たさなければならないので、壁が大きいのは確かでしょう。
それを
大きな愛とか、深い愛とか、
愛と言う言葉を使って表現することもできますが
愛の磁力の逆らわずに生きる「運命」を受け入れるということに他なりません。
そして
40年間は、他者への愛に生きることを前提とし、自らへの愛は二の次になるという生き方を選ぶのです。
しかし、アルマス メリッサスは、自分たちが一つになるとき、言葉にできない統合感を得ることを知っているので、その痛みに耐えることができるのです。
しかし、半身の欠乏は、身体に直に表れてきます。
右半身の感覚がじょじょになくなっていったときから、彼は、深い意識の層で、アルマ メリッサを呼び始めていました。
アルマス メリッサスの間に流れているものは、合理的な説明をするとすれば
オキシトシンである。まるで
自分の鞘の中に入ったような安心感は、皮膚に触れた時、実際にその目で見たときに、噴出するオキシトシンによって、もたらされる。
■他者と地続きである感覚
では、オキシトシンが分泌され、「幸せ」であるようなとき、わたしたちは実際にどのような感覚を持つのでしょうか?
これについては、赤ちゃんを産んだあとの母親に聞くのがいちばんわかりやすいかもしれません。おそらくは、自分と子どもの体がまるで「地続き」であるかのような感覚なのではないかと、わたしは推測しています。
脳の頭頂側頭連合野の近くには、「角回」と呼ばれる、言語や認知に関する多数の処理を行っている部分があります。そして、この角回によって、わたしたちは自分の体と別の個体とのボーダーも認知しています。角回は、相手とのボーダーをつねにモニターしているため、まるでスリープ状態のパソコンのように、ふだんはその活動が落ちることがありません。
しかし、ある特殊な条件が揃うと、その活動が落ちることが明らかになっています。特殊な条件とはなにか? それは瞑想しているときや、一時的に虚血になったとき、また子どもができたときや、特別な関係のパートナーと性行動をしているときなどに、角回の活動が落ちて、ボーダーがなくなる感じがするといわれているのです。
「自分の体と周囲との境目が曖昧になっていく」
「自分の体が宇宙と一体になっていく」
瞑想状態になった人は、よくそんな言い方をします。わたし自身はその分野には詳しくありませんが、おそらく「自分はひとりではない」という強い感じがするのでしょう。
また、セックスのことを「ひとつになる」という言い方をする人がいますよね。充実した性行動のあとに、自分の体が相手とあたかも溶け合って、一体になるような感じがすることをいおうとしているのだと思います。
■オキシトシンは情や仲間意識を生む
先に、オキシトシンがもたらす「仲間意識」について触れましたが、オキシトシンは個体の「識別」にも関係があるようです。
これもラットを用いた実験で、一対にしたラットの片方にだけオキシトシンを注射し、いったん群れに戻します。群れに戻してしまうと、ふつうは一緒にいた相手がわからなくなります。でも、オキシトシンを打ったラットは、一緒にいた相手を探し当て、近くにうずくまるといった行動が観察されたのです。つまり、オキシトシンは仲間と仲間ではない者を見分ける能力にも関わっているといえるのです。
自分の仲間を見分けられるということは、逆にいえば「仲間ではない者を排除する」ことにつながることがあります。オキシトシンの効果には、正負両面があるというわけです。
ここまでの話をまとめると、オキシトシンはわたしたち人間同士を結びつけたり、仲間意識を生み出したりする行動にも寄与していることがわかってきました。たとえば、恋愛感情がないままにお見合い結婚をしたとしても、ずっと一緒に過ごしていくことで、人は相手に深い親愛の「情」を持つことがあります。
ただし、オキシトシンが分泌されていると、「適切な判断」ができるかどうかはなんともいえない面もあります。不倫しながらも、「やっぱり家族は捨てられない」という情が生じて、曖昧な状態をずるずる続けているような人はたくさんいます。オキシトシンは、そんな「情」や「絆」といった部分を保持している物質だと考えることができるのです。
すると、情などにとらわれずあっさり相手を捨てて出ていく人は、オキシトシンや、アルギニンバソプレシンというホルモンが少ない人だと推測できます。アルギニンバソプレシンは、オキシトシンと構造が似たホルモンで、個体同士というよりも、すべての個体に対して親切行動を取るか取らないかということに関わっています。そして、このバソプレシン系の受容体が変異しているラットの個体は、特定の相手に対する親切行動を取らないのです。
さらに、人間でもこのアルギニンバソプレシンの受容体「AVPR」が少ない人は、特定のパートナーをあまりつくらなかったり、未婚率や離婚率が高かったり、不倫率が上がったりすることがわかり話題になりました。
■オキシトシンの受け取り方は後天的に決まる
このように、オキシトシンは人間の体にさまざまな作用をもたらし、とくに人間同士がお互いに感じる「愛情」に関わっていることが、複数の研究から明らかになっています。
よく「あの人は情に厚い」「あの人は情のない冷たい人だ」などという言い方をしますが、「情に厚い人」というのは、オキシトシンがよく分泌される人か、オキシトシンを受け取りやすい人ということになります。
ここで注目したいのは、受け取り手であるオキシトシン受容体の密度です。オキシトシンの分泌の度合いには個体差がありますが、実は受け取り手である受容体の密度は、幼少期の生育環境によってそれぞれ異なる傾向を持つようになることがわかっているのです。
たとえば、幼少期に虐待を受けるなど過酷な環境下で育った人の場合、オキシトシン受容体の密度が低かったり、逆に過剰になったりする場合があります。これはバソプレシンの受容体も同じで、子どものころに虐待などを受けると、バソプレシンの受容体の密度が非常に低くなることが知られています。
オキシトシンなどの受容体の密度が低くなると、人はどのような状態になるのでしょうか? 一般的には、「他人を信用できない」「愛情をあまり知らない」というような状態になりがちです。でも、より正確にいうと、この人たちは愛情を知らないというよりも、その受け取り手がないために「わかりようがない」のです。
たとえば、わたしたちが赤いりんごを見たときに、赤い色を認識する受容体がなければ、赤という色がどんな色なのかはわかりません。「みんなはこれを赤と呼んでいるらしい」としかわからないわけです。
それと同じようなレベルで、愛情というものがわからないのです。
「愛情ってなんだろう?」 「その人にとって損か得かという話かな?」
そんなふうに思ってしまうし、他者に対してもそのように振る舞います。愛情という曖昧なものよりも、むしろ「損得」のほうがずっとわかりやすいので、損得の原理に従って合理的に動こうとしてしまいます。
すると、一見、こうした人たちは共感能力に欠けるサイコパシーが高い人のように見えるのですが、実は後天的につくられた性質なのです。もちろん、もし自分がそのタイプかもしれないと思い当たったとしても、人は生まれ育つ環境は選べないわけですから、無用に自分を傷つけないでほしいと思います。
あたりまえですが、親は神でもなければAIでもないただの人間です。いうまでもなく、完璧な親などこの世には存在しません。たとえ外から見て非の打ち所のない立派な親でも、親子関係は主観でしかないため、自分にとっては完璧な親ではない場合がほとんどだと思います。
また、幼少期に親の愛情をたくさん受け取った人もいると思いますが、大切なのはオキシトシンの分泌が「適切な値」であること。愛情というものは、多過ぎても不都合なことがあるのです。
構成/岩川悟(合同会社スリップストリーム)、辻本圭介 写真/塚原孝顕
※今コラムは、『引き寄せる脳 遠ざける脳——「幸せホルモン」を味方につける3つの法則」』(プレジデント社)より抜粋し構成したものです。
お互いから「幸せホルモン」が出るようになると
何かをしないと!とかそんな事を考えなくてもお互い「幸せ」を感じていて
そばにいるのが「当たり前」いるだけで「幸せ」と言う状態になるので
最初から簡単に会えないようになっているのかもしれません。
つまり
幸せとは何かを考え、求め始めた時が、アルマ メリッサに再会するときなのでしょう。
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